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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第44章 その琥珀糖の味は… ※R-15



ブルっと押し寄せて来る
吐精感に杏寿郎が身震いをして

尿道口に押し当てたガーゼの中に
ドクドクと自分のモノから
精液が吐き出されてるのを感じる

最初から さっきのをせずに

この方法を試せば良かったんじゃないかと


後悔をした所で 遅いだけなのだが…


それにしても…だ

数日分…出さずに居たのと


さっき あげはとしたあの行為紛いの事と


これで先を擦ったせいなのか


自分でも 信じられないぐらいだが

物凄い量が…出てるのを感じるし


その感覚が長く…

余韻を持っているのを感じて


そのまま その場にズルズルと杏寿郎が崩れると


まだ その感覚が残って居て

ダラダラと勢いこそはない物の

白濁液を吐き出し続けているのに

関わらずに


一気に 脳の中が冷めて来て

虚しさが自分の胸を支配するのを感じて

自分は何をしているんだと

バカバカしくなって来てしまうから


不思議だ


その前まで 吐き出したくて
仕方なかったと言うのに


吐き出した途端にもこうなる物なのかと…


思わずには居られないが…


「禊…でもして、身体を冷やすか…」


そのまま自分が出した物の処理をすると

禊をするべく自室を後にした



あげはと甘露寺の会話が
盛り上がってるのか

襖越しに話し声が聞こえて来るが

その前を足早に通り過ぎた


自分で自分が情けなくなる物なんだな


これは…と


その大凡 行為とは程遠い
性欲の処理でしかない行動に


虚しさを胸の奥に募らせていた



「全く俺は…、何をしてるんだか。
禊の後に、素振りでもするとしよう!」



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