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天谷奴零に騙されたい【ヒプノシスマイク】【短編集】

第2章 入間銃兎の職質【ドS、裏、ちょっと3P?】


観音坂独歩は戸惑っていた

同じ会社に務めていて
明るくポジティブな彼女は
自分のせいで巻き込んで怒られてしまっても
また頑張ろう!と励ましてくれて
そんな彼女にいつの間にか惹かれていた

なぜ銃兎が話しかけてきたのか
何となく分かるが男としては引くに引けない

独歩「あの...入間さんとはどういった関係で?」

『あ、それは...』

銃兎「恋人です」

恥ずかしげもなく堂々と言う銃兎
そんな彼に対して彼女の顔は赤くアタフタしている

独歩「あ、...そう、なんですか。そりゃそうだよな、綺麗だし...明るくて、そんな人に恋人が居ないわけ...」

銃兎「彼女に惹かれていましたか?」

『えぇ!?』

独歩「......」

完全に見透かされている
自分と同い年のはずなのに
何故こうも違うのか
だがここで引くほど軽い気持ちでもなかった

独歩「だ、だとしたら...お、俺も男ですから。諦めなかったら...どうしますか?」

銃兎「そうですね...では1度だけ、彼女に触れる事を許して差し上げます。彼女にどちらがいいか決めて貰うのが1番でしょう?」

一般的なレストランのため
家族や恋人同士、会社の同僚などさまざまな組み合わせで
それぞれ楽しそうな食事をとるなかで
この3人だけは異様な空気だった

『え、え?決めるって何を?』

銃兎「今は食事を楽しみましょう。あぁ、軽めの物にしておいた方がいいですよ。後で後悔しますから」

独歩「なんならサラダだけにしといた方が...いい」

『???』

何が何だか分からないは
彼らに言われるがまま軽めの夕食を頼んだ
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