• テキストサイズ

おてんば少女が恋に落ちた

第1章 夢と憧れ


「うぉぉぉぉぉ…。」

私は変な声を上げながら、壁にもたれる。
体育と言っても、ほうきを使って飛ぶ練習をするだけだが…。

(はぁ…。また、私だけみんなと違うことするんだろうな…。)

私は未だに飛べないのである…。

みんなは、どんどん応用の飛び方を習っているわけだが、
私はまだ浮きもしないため、基本中の基本しか教えてもらえない。

そのため、私は体育が一番嫌いな教科になっていた。




「てか、早く外行かないと!」

私は時計を見てはっとして、先を急ぐ。

廊下はパタパタと先を急ぐ、私の足音だけが響いていた。



/ 67ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp