第6章 甘い罠◎
目の前にこれでもかと大きく反り返った肉棒が現れる。
『舌、出して?』
傑さんに言われ、舌を出し、ペロペロと肉棒を舐める。
先端だけではなく全体を満遍なく舐める。
『はぁ…はぁ…
じゃあ次は、口を開けて、咥えてみて』
口を開くとすかさず傑さんの肉棒が入ってきた。
咥えて上下に動かす。舌もチロチロと動かす。
じゅぼじゅぼくちゅくちゅ…
いやらしい音と傑さんの吐息が部屋に響いている。
『泉智の上目遣い…それダメだな…かなりそそられるよ…』
傑さんは無意識なのか、私の頭を持ち喉奥へと肉棒を打ち付ける。
だんだんスピードが速くなってきたかと思ったら、じゅるっと音を立てて私の口から引き抜かれる。
『泉智、そろそろ…いいかな?』
傑さんの顔からは余裕がなくなっていた。
『はい……』
そっと私をベッドに横にすると、傑さんは後ろを向き、何かをしている。
『どうかされましたか…?』
『ん?これは男のエチケットだよ』
そう微笑みながら私に言う。
"あ・・・そういうことか・・・。
これが普通なんだよね…"
傑さんは私の上に跨った。
『挿れるよ?』
私の秘部に肉棒が充てがわれ、ゆっくりと中へと入ってくる。
『んんっ…』
『キツッ・・・
泉智、もう少し力を抜けるかな?』
緊張と不安で身体に力が入ってしまっていた。
深呼吸し、全身の力を抜く。
ズブズブ…
音を立てて、一気に奥へと挿入された。
『ああっ!!』
傑さんは徐々に腰を動かすスピードを早めて行く。
パンパンパンッ
肌がぶつかり合う音が大きく響き渡る。
『んんっあっあっはあん…すぐるさぁん…』
私は気持ち良さのあまり涙目になっていた。
傑さんの首に腕を回すと、傑さんは私に深い口付けを落とした。
手では私の乳房を揉みしだく…
以前陵辱された時は、こんなに気持ち良くなかった。
今は身体だけではなく、精神的にも高揚している・・・。
パンパンパンパンッ
傑さんは休みなく腰を動かす。
肉棒は幾度となく子宮の入り口を刺激する。
私ももっと奥に欲しい、もっと気持ち良くなりたい、その一心で勝手に腰が動いていた。
『泉智の中すごく締まって気持ちいいよ…』
傑さんは余裕のない顔で吐息混じりに言う。
ヌルッ
いきなり肉棒を引き抜かれた。