第6章 甘い罠◎
『そうだ!こうしてあげるっ』
そう言うと、男は手で胸を揉みしだきながら、私の唇を舐め始めた。
気持ち悪さで嘔吐しそうになる…。
少し開いてしまった口に、男は指を入れる。
『んーーー!んっんっ』
『泉智のさ、その顔めちゃくちゃそそられる…』
男は舌なめずりをし、そのまま私の口に欲望の塊を差し込んだ。
ぬちゃっぬちゃっぬちゃっ…
男は私の髪を掴み、喉奥へと塊をぶつける。
いやらしい音を立てながら欲望の塊はより一層大きさを増す。
『ん゛ーー!』
『もっと声出していいよ?ここ、だ〜れも来ないから』
男はひたすら私の口内を犯す。
後ろには木があり、私の逃げ場はなく、されるがままだった。
『はあ…はあ…はあ…
やべっ…俺もうイクっっ…』
そう言うと、男は私の口内に生温かいモノを放つ。
最後の一滴まで搾り出そうとしているのか、しばらく私の髪を掴みながら喉の奥へ奥へと塊をぶつけた。
『っあ〜
まじで気持ちいいわ』
塊を抜き出された私は、口内に放たれた液を外に吐き出す。
『うっ…おっおえ……』
『あ〜出しちゃったの?
俺、出していいなんて言ってないよね?』
ーバシッー
また殴られた…
次は唇が切れたようだ。顎に何かが伝う感触があった。
『お前さ、俺の命令に従わないと、殺すよ?』
そう言い、男は私の首を力一杯絞めた。
ーギリギリギリー
息が…出来ない…
私このまま死ぬのかもしれない…
"誰か助けて…"