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【呪術廻戦】恋は呪へと散りぬるを《更新休止中》

第6章 甘い罠◎




姉妹校交流会当日…

釘崎さんはなぜか大荷物でやって来た。
『なんで皆手ぶらなのー?!』
・・・どうやら京都校へ行くと思っていたみたいだった。

『伏黒!泉智!あんた達知ってたの?!ちゃんと教えなさいよ!』

『ごっごめん…
私は前に恵君に東京でやるって聞いてたから……』
笑いを堪えながら言ってしまった。


『許さんぞ乙骨憂太ーーー!』
釘崎さんが叫んでいる…

『真希先輩、私乙骨先輩にまだお会いしたことがないのですが、どんな方なんですか?』
私は以前からよく名前を聞いていたが、どんな人かまでは知らなかったので聞いてみた。

『ああ、あいつは強ぇよ。
近い将来、悟に並ぶ呪術師になると思う。仲間想いでいい奴だよ。
泉智とは気が合いそうだな』

乙骨先輩ってすごいんだなぁ…
早く会ってみたい…




みんなで話していると、京都校の人たちがやって来る。

"わ〜オーラすごいなぁ…"
私は圧倒されてしまった。
そして、睨み合ってる両校の人たちを見て、仲が良くないのはすぐに分かった。



すると、向こうから五条先生がカートを押してやって来る。
『故人の虎杖悠仁君でぇーっす!!』
そう言い先生が蓋を開けると…中から元気な虎杖君が現れた。



『いた・・・どりく・・・ん』
私は涙が溢れ出てしまった。

"虎杖君が生きてた…
もう会えないと思ってた…
本当に良かった…"


『おい!泉智泣いちゃったじゃねぇかよ!
責任取れよ虎杖!!』
釘崎さんが虎杖君に言う。

『悪い悪い…
心配かけちまったな!俺は元気だから!
待っててくれてありがとう、吉本』
そう言うと虎杖君は私の頭をクシャクシャと撫でてくれた。

『本当に良かった…
帰ってきてくれてありがとう…。』
自然と虎杖君を抱き締めていた。


『おい虎杖、離れろ』
『なんか言うことあんだろ』
恵君と釘崎さん2人に言われ、虎杖君は私から離れて2人に謝罪していた。


そして、ミーティングが始まる。

『メンバーが増えちまったな…
誰か1人出れねぇぞ』
真希先輩が言う。

『泉智は出さなくていいと思います』

『・・・え?』
その場にいた全員の目が点になる。

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