第5章 秘密◎
『なあ泉智、虎杖は死んだ。
俺のせいだよな?俺が悪いんだよな?』
・・・もちろん泉智からの返答はない。
何の音もしない空間に俺と泉智2人きり。
"ちゅー…"
俺は宿儺がつけたキスマークを上書きする。
『今から少しの間、お前は俺の奴隷だ』
寝息が漏れる口をキスで塞ぐ。
中に舌を入れてみるが、もちろん反応はない。
ただ泉智の舌を絡めるだけのキスだが、俺のそこが大きくなるには十分過ぎる刺激だった。
1つずつ洋服のボタンを外していく。
シャツを開くと、大きな胸が露わになるーー
『苦しいよな?外してやるよ』
俺は泉智の下着を剥ぎ取り、貪るように胸を弄る。
どちらかというと華奢な身体なのに、この豊満な胸…
胸の中心を舌で舐め回す。
『んっ…』
意識がないはずの泉智から吐息が漏れる。
『意識ねぇくせに感じてんじゃねえよ』
ただ胸を弄っているだけなのに、興奮のあまり息が上がる。
俺のそこは、下着の中は窮屈だと言わんばかりに大きくなっていた。
"宿儺は泉智が咥えたと言ってたよな…
あいつがやった事、俺が全部まで上書きする……"
俺は泉智の顔に跨り、口にそこを差し込む。
『ッツ…!!!』
口に挿れただけなのに、とてつもない快楽に包まれる。
『はっはっはっ…』
じゅぽじゅぽ…くちゃくちゃ…
いやらしい音が響き渡り、気持ち良さのあまり何度も何度も絶頂を迎えそうになる。
貪欲な俺はさらなる快楽を求め、泉智の喉奥にそこをぶつけ始める。
ぬちゃぬちゃ…
腰が止まらない。
泉智の喉には俺のそこの形が浮かんでいた。
いつしか俺は、泉智の頭を持ち上げ、より喉の奥へとそこをぶつけていた。
絶頂を何度も我慢し、俺は口からそこを引き抜くと、唾液が糸を引き俺を余計に興奮させた。
『次はお前の番だな』