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【呪術廻戦】恋は呪へと散りぬるを《更新休止中》

第5章 秘密◎




『俺に今できることを考えた』

そう言うと宿儺は、おもむろに服を破り、心臓を…取り出した…



『・・・!』
恐怖で声が出ない…あの時と同じ……



『さてと晴れて自由の身だ。もう脅えていいぞ
殺す。特に理由はない』

宿儺は馬鹿にしたように笑いながら私たちに言う。


『私たちはっ、虎杖君を…絶対に助ける……!』
勝手に口が動いていた。



『ほう、今日は威勢がいいなぁ
前は俺のモノを咥えた仲だったじゃないか
残念だったなぁ、もっともっとと自分から腰を振って欲しがったのになぁ
今から続きをしようか』

宿儺がニヤついた顔で私の所へ向かって来る。


『うっ…動けない…』
宿儺の呪いなのか、恐怖でなのか、身体が動かない。


宿儺は私の首についたキスマークを舐める。

『俺はまず ここでこの小娘を犯してやろう
お前の相手はその後だ、伏黒恵』



『そんな事させるかよ!!!』
恵君が鵺を出し、戦い始めるーー
宿儺の気が逸れたのか、私も身体を動かすことができるようになった。



『折角外に出たんだ 広く使おう』



恵君は宿儺に投げ飛ばされる。





その間に私に近付く宿儺。
『さあ、これからは俺たちの時間だな』


私がここで宿儺を足止めすれば、恵君は逃げられる…!
戦え!怖がらず戦え!!!


『呪操符攻斬撃』
私は無我夢中で宿儺に向けて呪符を放つ。

…全て避けられてしまう。



『呪符使いとはいつの時代も実に厄介な生き物だ。
本当はお前を今すぐにでも殺したいが、俺にも性欲処理の奴隷が必要でな。
お前は他の女とは違う面白さがある。俺はそんな奴を易々と手放しはしない。
今日は忙しくなるだろう、続きはまた今度としよう』




そう言うと、宿儺は私に深い口付けをし、そのまま首を絞め上げた。


『うぅ…っ…』

・・・私は意識を手放した。


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