• テキストサイズ

【呪術廻戦】恋は呪へと散りぬるを《更新休止中》

第5章 秘密◎




今日は残業が長引いてしまった…


"な~んでみんなこうもお仕事が出来ないのかな~?
僕を見習って欲しいよ"


呪術師界は常に人手不足。最近甚だしい。
生徒とは常に顔を合わせているが、前ほど絡む事も出来ず、任務ばかりの日々が続いている。
恵と野薔薇はいいとして、悠仁と泉智は頑張ってやっているのだろうか…

悠仁はいざとなれば宿儺が出て来るだろうけど、泉智は本人の力量に全て委ねられるからな〜。
まっ、泉智は自主練もしっかりやってるし、何より大真面目。
もっと伸びる、伸びるはず…



泉智、きみは僕の期待を裏切っちゃダメだよ"

・・・口角が上がってしまった。






"次の休みは可愛い生徒たちとご飯でも行くかなー!"



そんな事を考えながら風呂に向かっていると、知った顔が歩いてくる。


『おーーう悠仁!
こんな時間にどこにお出かけ?』


『いや、外の空気を吸いに出ただけっす』

『そっか!
じゃっ、明日に備えて早く寝なさ〜い!おやすみ〜』

『おっす』




いつもよりも明らかにテンションの低い悠仁・・・
大丈夫か?
失恋でもしたか?
なんで女物のハンカチ持ってた?
君が歩いて来たのは外ではなく、生徒の部屋が並ぶ廊下だぞ?


簡単なピースが散りばめられてるだけなのに、なかなかパズルは完成しない。
・・・謎が解けない。





「まっ、とりあえず風呂に入って寝よう~」

違和感を抱きながらも、僕はお風呂へと向かう。


/ 145ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp