第4章 仲間
"これなら私が…!"
すると、横から凄いスピードの虎杖君があっという間に倒してしまった。
"宿儺関係なく、瞬発力やスピード力に富んでいる…
器になれる人ってやっぱり違うのかな。。"
そんな事を考える。
そして、ある程度の呪いを祓い、釘崎さんを探しに行くと、呪霊が子供を人質に取っていた。
釘崎さんは子供を守るため、丸腰になっていた。
"ここは私がやるしかないーー"
『呪操符』
札を持ち、呪力を乗せ、子供の周りに結界を張る。
これで子供は守られる。
『釘崎さんとりあえず逃げて!!ここは私がどうにかするから!』
バゴ!!!
凄まじい音を立てて、隣の部屋から壁を破壊し虎杖君がやってきた。
"やっぱりすごい人だ・・・"
私は彼の姿を目の当たりにして、感動すら覚えた。
呪霊に釘崎さんがトドメを刺し、無事全ての呪いを祓うことができた。
『泉智、ありがとう
あんたが来てなかったら、子供も私もダメだったわ多分!
大した事ないってナメてたけど、あんたもなかなかやるわね』
『こちらこそありがとう。
釘崎さんが身を呈して子供を守ってくれようとしたから、上手くいったんだよ!!
虎杖君もありがとう!カッコ良かった!!』
虎杖君はハニカミながら、私の頭をクシャクシャと撫でた。