• テキストサイズ

【呪術廻戦】恋は呪へと散りぬるを《更新休止中》

第3章 宿儺◎




杉沢高校の一件から、1週間ほど経った。

未だに恵君は目も合わせてくれないし、会話も最低限。
どんなに謝っても許してもらえない。



"謝る以外って何か方法あるのかな・・・
私そんな悪い事しちゃった?"

 
毎日そんな事が頭をグルグル回り、集中力に欠ける日が続いてしまった。









ーコンコンッー



そんなある日の夜、寝る支度を全て終え、ベッドに入ろうとした時、誰かが部屋を訪ねてくる。



『はーーい!』

"こんな時間に誰だろう…"






ドアを開けると、そこにはサングラスをかけた五条先生がいた。


『お疲れサマンサー!
なーんか眠れないから来ちゃった!
最近元気ないよね?どしたの??』





『五条先生お疲れさまです。
元気ないですか?そんなつもりないんですが…』




『よしっ!!じゃあ寝るまで僕とお話しよう!』


『・・・先生お暇なんですよね?』


『バレちゃった?
まあいいじゃんいいじゃん、お喋りしようよ!』




私と五条先生はベッドに腰掛ける。







『宿儺とのことは聞いてたけど、恵が口利いてくんないのか。
それは困ったね!』

『・・・先生、全く困ってる様子がないのですが…』


真剣な話をするにしては、ふざけたトーンの先生に私は思わず笑ってしまった。








『それよりさ、泉智は宿儺とのキスってどうだったの?』

突然五条先生が私に向き合い、真剣な顔で聞いてくる。


/ 145ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp