• テキストサイズ

【呪術廻戦】恋は呪へと散りぬるを《更新休止中》

第2章 運命








私は勇気を振り絞り、その小さな箱を開けた。





『何これ・・・』





伏黒君と五条さんは身を乗り出して箱の中身を見ている。








『おっお札(ふだ)??』





中には数枚のお札と、小さく折り畳まれた紙が入っていた。





『これは一体・・・?』

伏黒君が小さく折り畳まれた紙を指差す。




私はその紙を開き、中身に目を通す。










"泉智、また見えるようになってしまったんだね。

その力は、私から遺伝したようだ。苦しめてごめんね。
泉智と私が持っている力は、呪霊が見えること、そして呪術を操れること。


私たちの術式は"呪符"
要するにお札のこと。
呪力を乗せて、札を操れる。

一度の戦いで使える札は、自身の呪力量によって変わる。
呪力が強くなればなるほど、札に乗せられる呪力量も上がる。


これ以上の説明は私の仕事ではない。

泉智、呪術高等専門学校に行きなさい。そこで呪術について学びなさい。
貴女は強くなれる。

どうか、この力を無意味だと思わないで欲しい。
運命なんだと受け入れて欲しい。


助けてやれなくてごめんね。強くなりなさい。"



/ 145ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp