第7章 コチョウラン *全校生徒+α*
彼女が1年生達とみんなで作った食事をとりながら、いろんな人から祝いの言葉を直接もらった。
そんな中で彼女はふといいことを思いついて、同室のタカ丸を読んで別室へと出て行った。彼女を待っていた生徒達は・・・
「先輩達!!俺達のプレゼントを利用しないでくださいよ!!」
「私達の変装に気が付かなかったお前達が悪いのではないのか?」
と、5年と6年が揉めていて・・・
4年生は・・・
「しかし3年は…。2年生と一緒の贈り物など恥ずかしくはないのか?」
「全くだ、一人前の男なら女の祝い事くらいしっかり決めたらどうなのだ?」
と、特に滝夜叉丸と三木ヱ門がネチネチと3年生を捕まえて小言を言っている。当然3年生は無視して料理を取り談笑しながら笑っていた。
「そういや、和歌菜どこ行った?」
「さっきタカ丸と出て行ったな。」
「えっ!?まさか2人きりで!?」
と、七松が異常に大きな声で言うものだから周りの生徒達も少しざわついた。どこに行って何をしているか分かっている喜八郎は黙々と料理を食べ進める。
「みんな!!見てみて!!」
と、さっきまでいなかったタカ丸が会議室のドアをスパーン!!と開けた。全員の視線がそっちに向いたことを確認したタカ丸が少し後ろに下がって一緒にいたはずの彼女を誘導した。
タカ丸に連れられて、会議室に戻ってきた彼女は・・・