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Dream〜2nd season〜(宏光)

第1章 デビュー!!


翌日、私はCDショップにいた。
自分達のCDがショップに並んでいるのを、この目で見たかった。


ショップの奥へと足を進める。
そこには、ちゃんと私達のCDがあった。


Ruuna「ちゃんとあった!私達、本当にメジャーデビューしたんだ」

私はCDを1枚手に取り、そっと胸にあてた。




?「考える事は、みんな一緒だな(笑)」


声のする方へ振り向くと、そこにはItsukiとKo-taが立っていた。



Ruuna「2人揃って、どうしたの?」
Itsuki「Ruunaと同じ事(笑)俺らもCDがちゃんとあるか見に来た。そしたら入り口でKo-taにあった(笑)」
Ko-ta「やっぱ気になるもんな(笑)」


私達が笑い合ってると、また声が……


Yu-ki「なんだぁ、みんなお揃いじゃん(笑)」
Ruuna「Yu-kiも見に来たの?」
Yu-ki「当たり(笑)けど、流石にTakutoはいないな(笑)」
Itsuki「Takutoは、いつも冷静だからねぇ(笑)」
Takuto「俺がどうしたって?」


みんなで一斉に振り向くと、そこにはTakutoが腕組みしながら立っていた。
その手には、すでに購入済のCD。


Itsuki「Takuto、もしかしてCD買ったとか?」
Takuto「ま、まぁな///」


ほんのり赤くなるTakuto。


Ruuna「Takuto、顔赤いよ(笑)」
Yu-ki「何、照れてるんだよー」
Takuto「うるさい!」


照れた顔を見られたくないのか、Takutoは足早にショップを出て行った。


Itsuki「Takutoでも照れるんだ(笑)」
Ruuna「ほんとにねー(笑)私もCD買ってこよ」


私はみんなに手を振ると、CDを買いショップを出た。




買ったCDを大切に抱え、家までの道程を歩いた。

時折体をすり抜ける風が、冬の訪れを知らせていた。


Ruuna「もうすぐ冬だなぁ」


風に後押しされる様に、家までの道程を急いだ。


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