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Dream〜2nd season〜(宏光)

第1章 デビュー!!


それから数日後



私は着信音で目が覚めた。



Ruuna『……もしもし?』
宏光『おはよう』



ぼーとしていた頭が、一気に覚醒した。



Ruuna『宏光!』
宏光『寝てた?』
Ruuna『うん、今日はオフだから』
宏光『そっか起こして悪かった』
Ruuna『ううん、大丈夫だよ(笑)』
宏光『じゃあさー、起きたなら鍵開けてくれる?』
Ruuna『鍵?どこの?』
宏光『玄関の!今、Ruunaのマンションの入り口にいるからさ(笑)』
Ruuna『えー!!!』


私は慌ててオートロックを解除し、宏光を迎え入れた。



宏光「いやー来たわいいけど、Ruunaン家の鍵を忘れた事に気づいてさー(笑)」



はははって笑う宏光に、私は抱きついた。



宏光「おっと、Ruunaは朝から元気だなぁ(笑)」


そう言いながら、私を抱きしめてくれる宏光。

久し振りの宏光の温もり、香り…私の瞳に涙が溢れた。


宏光「なーに、俺に逢えて泣くほど嬉しいの?」


なかなか泣きやまない私の頭を宏光はポンポンとすると、先程より強く抱きしめてくれた。



宏光「俺も逢いたかった………」



ただ頷くしか出来ない私。


宏光「そろそろ泣き止もうよ(笑)Ruuna泣き過ぎだって(笑)」
Ruuna「だって……(泣)」



私の涙を拭うと、宏光はチュッとKissをした。

びっくりして目をパチクリする私の手を取り、一緒にリビングへ向かった。
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