第1章 デビュー!!
マネージャー「わかりました。けど、これだけは約束して下さい。今日一日安静にしている事、それから明日、会場入りする前にもう一度病院に行く事。いいですね」
Ruuna「わかりました。宏光にそう伝えますね」
マネージャー「何か必要な物があったら、言ってください」
Ruuna「はい」
そう言うと、マネージャーは部屋に戻って行った。
Ruunaが俺に気づく。
Ruuna「宏光、起きてたんだ」
宏光「Ruunaおはよう」
Ruuna「おはよう」
宏光「Ruuna?」
Ruuna「何?」
Ruunaを抱き寄せ、腕の中に閉じ込めた。
宏光「ありがとう」
Ruuna「え?何?急に」
宏光「マネージャーとのやり取り聞いてた。俺が思ってた事、Ruunaが全部言ってくれてた。俺の事、本当にわかってくれてるんだって思って、嬉しかった」
Ruuna「だって、私は宏光の彼女だもん(笑)」
宏光「こんないい女が彼女で、俺って幸せものじゃん(笑)」
Ruuna「そうだと思うなら、早く元気になってね!」
そう言うとRuunaは、俺にチュッとKissをした。
Ruuna「あーお腹すいた。ルームサービス頼もうっと。宏光も食べるでしょ?」
宏光「あっ………うん」
俺の腕から抜け出すと、ルームサービスを頼む為にRuunaは電話をする。
俺はというと、不意打ちでKissをされた為、顔が真っ赤になっていた。
チラッとRuunaを見ると、Ruunaの頬もほんのりピンク色になっていた。
俺はマネージャーとの約束通り病院へ行き最低限の打ち合わせをし、本番まで安静にしていた。