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水光接天 【鬼滅の刃/宇髄天元・弟】【中編】【R18】

第12章 ※決断


本当は少し位の房中術は知っているのだが、天空に試すほどの度胸と腕前は無い。
あやは困ったなと思っていた。たったあれだけで信じられない程簡単に自分の体は開かれてしまった。

天空は宇髄家の存続に囚われていて、理不尽な事も仕方ない事として受け入れていた。自分も宇髄家の駒の一つとして死ぬまで手を汚し続けるだろう。・・・その人生に寄り添うことはできない。

・・・やはり、天空の示した三択ならば、天空を殺して須磨達や天元の安全を優先するのが最善の手だ。


そして、天空はやはり情の深いところがあった。
あや、あや、と何度も名を呼ばれ、抱き締められ、口づけをされる。このまま体を預けてしまうと自分も彼に情が湧いてしまいそうになる。そうなると自分の意思とは関係なく体を開かされて流されそうで本当に怖い。何か回避できる方法はないのだろうか。


あやは少し体を離すと、天空の頬を両手で包む。もう一度天空と目を合わせて微笑んで目を伏せ、ゆっくりと数回唇を重ね、唇を舌先で舐める。

「舌を出してもらえますか?」
「・・いいぞ。ほら。」

長い舌を伸ばしてきたので、先と先を触れ合わせ、押し合い、横に滑らせると口に咥え、クチュ‥クチュと水音を立てながら舌を絡ませる。

天空の浴衣の帯を外して抜くと、前を肌蹴けさせ、首筋や喉仏を唇で挟み、舌を這わせる。時々天空の方を見ると必ず目が合う。面白がるような興味深そうな顔で見ている。そのまま下に降りて、胸の突起にも唇を落とし、軽く噛む。

そっと腰に手を回して褌の紐を解く。
もう芯を持って軽く頭をもたげているそれにちゅっちゅっと口づけをする。そっと手を添えて持ち、先端の一番先に滲んでいる透明な液を舌先でそっと掬い、そのまま唇を窄めてちゅっと吸う。
口を離すと、もう一度先端をぺろりと舐め、鈴口に舌先を差し込んで数回奥を刺激した後、またちゅうっと吸う。
唇で挟むようにしながら舌先で裏筋を舐め、根元に向かう。
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