水光接天 【鬼滅の刃/宇髄天元・弟】【中編】【R18】
第12章 ※決断
天空は、自分の顔を見下ろしているあやの方を上目で見ながら、ぐわっと口を開ける。そして、あやの胸の突起を口に含もうとして一旦止め、目を合わせる。
少しだけ吐息が敏感なそこにかかる。
あやは獰猛な動物に喰われる様な錯覚を起こし、背中がざわざわと聳つ。意識がそこに集中してしまう。
胸の突起が硬くなっているのを見て天空は口の端を少し上げ、ゆっくりと突起を口に含む。
舌の中央で擦りつける様にゆっくり強く、大きく数回転がすとちゅっと音を立てて強く吸ってあやを見る。
たったそれだけされただけなのに、舌で転がされた所から体に電気が通ったような衝撃が走った。あやはぎゅっと目を閉じて口に手をあて、「んんんッ!」と声を漏らす。
顔を横に逸らすと体を強張らせ、背中に走った快感に耐える。あんな声が出てしまったのは自分でも意外だった。閉じた目をそっと開くと嬉しそうな天空と目が合う。
「いい反応だな。」
でもそのあとは、しばらくピンと硬くなった突起には触れない。わき腹から腹、背中、乳房の横、乳房の下をさわさわと撫でたり、指先でつぅと辿ったり、やさしく噛み、唇で挟む。
時々またあやの表情を見ながら突起を口に含むふりをして近づくが、息がかかるかどうかの所で辞める。2つの突起はもう触れられるのを期待してずっと固く聳っており、天空の口がそこに近づくとまだどこも触れられていないのに、あやの口から「は…ぁ・・」と震える吐息が漏れる。甘く熱を帯びた吐息。ピクンピクンと身体が跳ねる。
その反応を見ながら天空がわざと言う。
「あや、いいか。これからここを強く舐めるからな。よく見てろ。かなり善いぞ。」