水光接天 【鬼滅の刃/宇髄天元・弟】【中編】【R18】
第12章 ※決断
天空は、体を少し離し、あやの後ろ頭を持つ。顔を寄せるとまた何度も唇を重ねる。
そして、あやの胸に巻かれたサラシに手を掛けてぐっと引っ張り、するすると解き始めた。
はらりはらりとあやの胸を覆う布が落ちていき、とうとう乳房が露になる。首にかけていた天空の黒水晶もそっと外される。すぐに腰巻も取り外され、裸になった。
天空はそれを少し眺めた後、「ちょっと立って見せろ。」とあやの腰のくびれを持って立たせ、天空の顔の前にきたあやの腰に抱き付く。
「筋肉質なのもなかなかそそるな。・・・ふっ・・・お前・・・随分走ったなぁ。」
と、あやの顔を見上げて言いながら、臍の周りをべろりと舐め、走り込みで鍛えられた丸い尻の筋肉を面白そうに撫でる。
天空はその後も腹の辺りを舐めたり、わき腹を軽く噛んだりして感触を楽しんでいた。噛まれるたびにあやの口からは「あっ・・。」と声が漏れる。その声を満足そうな顔で聞きながらあやに問う。
「天元にもこの体を見せてやったのか?」
「・・・いいえ。そのような事はしませんでした。」
「色仕掛けもせずに天元に取り入ったのか。大したもんだなぁ。」
天空は少し何かを考えた後、にやりと笑いあやを見る。
「・・・あや。覚悟しろ。少しお前の身体を俺好みに仕込んでやろう。」