水光接天 【鬼滅の刃/宇髄天元・弟】【中編】【R18】
第14章 ※郎月
天元はあやの膝を割って、自分の腰を跨がせる。
「大丈夫だ。ちょっとずつ入れるからな。」
そう言うと天元は、あやの丸い尻を揉み、腰を掴む。動かない様にすると自分の腰を少し浮かせながら先端があやの入口に当たる様にする。
天元は小さな声で「あや」と呼び、あやが目を合わせると「いくぞ」とぐっと腰を浮かせて膨らんだ先端をぐちゅっとあやの中に押し込む。
あやの口から「あっ」と声が漏れる。
天元はまた「あや」と呼ぶと、見つめ合いながらゆっくりと先端から括れの辺りを内壁に擦りつける様に律動させる。
中に進むたびにあやの口からは「あっあっあっ」と甘い声が漏れ、体が少しずつ前に倒れる。
「あやの中、ぬるぬるで気持ちいい。」
天元の胸元に額を押し付けて喘ぐあやの頭を撫でながら天元が言うと、あやは苦しそうな息の合間に、天元をチラと見て「天元様・・もっと。」と言う。その言葉に天元はぐわっと頭の奥が熱くなる。何かを言おうと口を開いたが、あやの腰を少し浮かせると、さらに奥にぐっと腰を進める。あやが「あぁぁあ。」と一際大きな声を上げたのを聞いて、やっと言葉を発する。
「あや…。お前の煽り方すげぇな。たまんねぇ。ほら、こうだろ?」
と言うと繋がっている所からグチュグチュと水音が出る様に下から突き上げていく。
あやは「あっあっあっ」と天元の胸の上でさらに嬌声を上げる。天元があやに「顔見せて。」と囁くと、あやは投げ出していた腕に力を込めて、顔と身体を少し浮かせる。
とろりとした顔で天元を見ると、ゆっくり瞬きをしながら、「あっ…あっ…あっ…」と甘い声を漏らす。そして時折下唇を噛むが、突かれる度に背骨を伝わる快楽によって、すぐにまた口を開けてしまう。
あやは小さく深呼吸をすると、天元と唇を重ねる。深い口づけをしながらも天元の腰はあやの内壁を擦っていき、天元の口の中にあやの声と吐息が響く。口の中のあやの声は天元の頭の奥に届き、じわじわと熱を持つ。天元はその甘い眩暈が欲しくて何度も腰を擦り付ける。