第1章 【1】皆に愛される最年少柱。
障子を開けると愛緋を後ろから抱きしめて寝ている伊黒と愛緋の姿があった。
蜜『あらやだ!!伊黒さんと愛緋ちゃんったら!!そんな関係だなんて!恥ずかしいわっ///』
天『お〜〜。これは派手にやってんなあ。派手派手だ!』
行冥『なんと……2人が愛を育んでいる……南無南無…』
実『…あァ?なんだこりゃ!?てめぇら早く起きねえかァ!』
し『まあまあ。皆さん。伊黒さんも男の子ですのでそういう欲求はありますよ。焦らず。』
煉獄『うむ!目合ひをしたのだな!!』
無『……え?なんで……?なにこれ?』
義『伊黒……。なんという様だ……』
騒がしい声で起きた2人。すぐに状況を理解するとさっと離れて2人とも顔を赤らめる。
「あ!ち、ち、ちちちがいます!!何も無いです!」
伊「……そうだ。何も無い。」
「小芭内さん!あなたのせいで誤解されたじゃないですか!」
実『あァん!?愛緋いつから伊黒の事下の名前で呼ぶようになったんだよ』
伊「なぜ俺のせいにする。俺は何も……「どうせ小芭内さんが昨日布団に入り込んできたんでしょう!!私は布団から1歩も出ていませんもの!!蜜『きゃーーー!!い、伊黒さん大胆……///』
寝起き早々喧嘩をし始める2人と騒ぎ立てる野次共を他所に
無一郎 (あーあ。僕の愛緋なのに…。どうして伊黒さんばっかり愛緋と一緒に居られるの?意味わかんない…。)
実弥(伊黒の野郎何考えてんだァ…。継子継子とか言っといて本当は自分の所に収めておきたいだけだろうがァ…)
とモヤモヤする2人でした。