第1章 【1】皆に愛される最年少柱。
ガラッ
炭治郎「あ!柱の皆さん!こんにちは!」
伊之助「あぁ!?やっと来たか!」
柱達の姿を見て明るい笑顔でお辞儀する炭治郎と待ちきれない様子でぷんすかしている伊之助と。
善逸「はっ!!愛緋ちゃん〜〜!!!♡♡
……グフッ!!」
真っ先に愛緋目掛けて走っていく善逸。
そして伊黒と実弥により軽く暴力を受け制止され白目を向いて倒れる善逸…。
「!??師範、不死川さん!ここまでする事ないじゃないですか……」
愛緋に怒られ少しシュンとする柱2人。
私は急いで善逸に駆け寄り身体を起こして少し揺さぶる。
「善逸?善逸!?大丈夫!?」
善「はあ〜〜…♡愛緋ちゃんのい・い・に・お・い♡」
「…へ?」
実「テメェ……気失ったフリしてんじゃねえぞ…ばっちり目開いてんじゃねえか!!」
伊「おい金髪頭。貴様は万死に値する。今すぐ息絶えろ」
「もう!そんな事する人は知りません!!」
善「ヒィィィイヤァアアアァア!!!命っ、命だけはお助けをォオオォオオオ!!」
伊「お前の命などどうでも良い」
実「ボコボコにすんぞクソガキィ!」
愛緋に突き放され伊黒と不死川にけちょんけちょんにされる善逸であった。
ア「皆さんお待たせしました。ご飯の時間です。」
なんやかんやしてご飯の時間になった。
無「ねえ愛緋。僕と一緒に食べようよ。いいでしょ?」
私の袖を掴んで隣で食べたいと言う無一郎。可愛い。ずるい。
伊「待て時透。愛緋は俺の隣で良いだろう。」
師範まで…………。師範はいつも独り占めしようとする。可愛らしいけど。
善「俺も愛緋ちゃんと食べたいよぉおお!あーーーんしてほしいし!!」
伊「黙れ餓鬼。お前に選ぶ権利は無い」
実「愛緋〜。俺の隣来いよォ」
あああああ、、、なんなのもう……こんなの選べないじゃない。
「平等にじゃんけんで!決めてください!」
「「「「じゃんけん…………」」」」
そっと拳を握る4人、といつの間にか4人の中に割って拳を握る伊之助。
伊之助?さっき居たっけ……???