第86章 緋色の序章5
貴方side
貴「あ、安室さん!被害者はジョディ先生の友人なので、心配してるかと…」
安室「…なるほど、ご友人でしたか……だとしたら、FBIに恨みを持った輩の仕業って線も考えられなくはないですよね」
萩原「…あ、それもそうか」
松田「だとしたら俺達にとっては良い迷惑だぜ。他国で事件起こされちゃーな」ニヤ
伊達「お、おい。お前ら…」汗
キャメル「!」
ジョディ「なんですって?!」
貴「…っうるさいんですよっ!!」怒
警察・FBI「?!」
貴「FBIと日本でのゴタゴタは他所でやってもらえますか!?今は目の前の事件解決が先ですよね!?
全くっ、口を開けばグチグチ悪口ばかりで幼稚園児ですかぁ!?」怒
萩原「よ、幼稚…」
松田「お、お、落ち着け…」汗
安室「で、ですけど…れい」
貴「…何か、文句でもあるんですか」ギロ
3人「…………いえ/いや、全くないよ/ないわ/ないです」冷汗
貴「ジョディ先生も、今は…事件の事ですよね?」ニコ…
ジョディ「そ、そうね…」汗
目暮・高木(……流石、誠司さんの娘さんだけあるな…)苦笑
コナン(……昔から怒ると、蘭より怖いんだよな…)汗
★★
数分後…
貴「…すみません、取り乱しました」苦笑
伊達「大丈夫だぞ、お前が止めなきゃ俺がやってたしな」
コナン(……松田刑事達が、甘い物渡しながら怒りを治めてたしなぁ…)苦笑
何故か、甘いお菓子を沢山くれた零さん達に不思議(←気付いてない)になりながらも事件捜査を引き続き開始する
安室「…とりあえず僕にも教えてくれませんか?事件のことを漏らさずにね…」
零さん含めて事情聴取が再開する
菅本「さっきも言いましたけど、自分はほんとに兄体育用具室で用具の整理を8時半までやっていたんです!もう夜も遅いので、一緒に帰ろうと思いこの職員室に渋谷先生を誘いに来たんですがいらっしゃらなくて…」
伊達「渋谷さんと一緒に帰る約束をしてたんですか?」
菅本「いえ…夜道を帰るのに男の自分がいた方が心強いかと思って…」
安室「そういえば貴方、以前渋谷先生に告白して振られたことがあるそうですが…」
全「!」