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新一の幼馴染は最強美女2

第98章 緋色の真相3


安室side

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翌日、いつものようにポアロにて働いていた
梓さんは休みで、怜花と自分しか居ない状況だ


安室「体調は大丈夫か?」

貴「はい、一晩寝たらよくなりました」


いつも通りの表情に安心する





カランッカランッ


安室「いらっしゃま…!」


ベルの音でそちらを振り向くと、コナン君の姿が




コナン「……2人共、うそつき」

安室「…君に言われたくないさ」



今までお互い探りあってたが、分かり合えたからこそ穏やかな空気が一瞬流れる
そしてカウンター席に座って、コーヒーを頼むコナン君




コナン「…怜花姉さんも、ゼロの兄ちゃんを知ってるなら言ってよ」

貴「…だって、零さんに黙っててって言われたし」



降谷「そうだよ、コナン君。組織に知られるわけにはいかないからね」

コナン「…松田刑事達は、知り合いだよね?」

降谷「…そうだな。警察学校時代からの知り合いさ、幼馴染も含めてね」


コナン「…その幼馴染って、スコッチって人…?」

貴「…どうして」

コナン「……灰原から聞いたんだ、知ってるみたいだったから。赤井さん含めたら、話してくれた」



赤井の奴め……余計な事…





降谷「…そうだよ、"ゼロ"ってあだ名も彼が唯一呼ぶ特別な呼び名だよ」

コナン(…その人の事、本当に大切に思ってんだな)


じっと見られながら、コナン君はレモンパイを怜花に頼む





コナン「怜花姉さん、レモンパイ食べたい」

貴「うん……昔から本当に好きだよね」

コナン「好きなんだからしゃーねーだろ…」ムス





………昔から、か。やっぱり彼は…






降谷「はい、コーヒー」

コナン「ありがと!」



降谷「どういたしまして……工藤、新一君」ニコ



貴・コ「!?」

俺が、その呼び名をすると驚愕する2人





コナン「な、な、何言ってるの!?僕は小学1年なんだから新一兄ちゃんなわけないじゃん!」汗

貴「そうですよ!」汗


降谷「…ま、そういう事にしとくよ」






子供外れた推理力、行動力、観察力。まるで別人みたいな

どういう原理だと考えてたが、シェリーの今の姿でとなんとなく予想がついた





彼が、工藤新一君なら…怜花が慕しいのも頷ける

ずっと気にしていた彼の正体を知れて安心する自分が居た…
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