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新一の幼馴染は最強美女2

第76章 ギスギスしたお茶会7


貴方side

コナン「皆がお茶を飲み始めてから、部屋から外に出た人っている?」

別府「え、ええ…私と時江が入れ違いで一度ずつね。私はトイレに、時江はお茶受けのお菓子を買いに。樹里と怜奈はずっと部屋にいたと思うよ?怜奈がポットにお湯もらいに行ったみたいだけど、あれは私と時江が来る前だし…」

コナン「ふぅん…」


直後、コナンの頭にゴチンッと小五郎さんの拳骨が落ちた





貴「因みに、あのティーカップは病院のですか?」

別府「あれは樹里のカップよ。重曹を使ってピカピカに磨いてるって言ってたし…」

貴「……なるほど…」

コナン「…」

予想していた答えを聞き、小さく確信が出来る。コナンもわかったみたいだ



















☆☆


事情聴取が終わり、一旦部屋を出て廊下を歩いていた





松田「怜花」

貴「?」


松田「お前、わかったんだろ?さっき解けたって顔してたぞ」

貴「…まぁ、スイーツとかで紅茶とか飲むので…一応ですけどね」




安室「…怜花さん、トリックが解けたんですか?」

目暮「本当かね!?怜花君」




貴「え、ま、まぁ。話すより試した方が良いかと……って事で安室さん、コナン。協力お願いします」

安室「え」

コナン「ぼ、僕も?」


貴「何か?」ジロ

コ・安「…特に何も」汗



松田(…降谷でも逆らえねぇか)










貴「まぁ、紅茶も進化してるんですよね。似たような色がないなら、その場にあるものを使ってその色の紅茶を作ればいい」

小五郎「その場にあるもの?そもそも紅茶って色変わるのか?」



安室「!!(……なるほどな)」

























★★



高木刑事の報告を受けた私達は、また事情聴取をした部屋に戻る






高坂「ティーカップの飲み口?そこに毒が塗られていたんですか?」



高木「ええ。ちょうど口紅が付いていたあたりです。被害者の須藤怜奈さんが口をつけ、ハーブティーと一緒に毒も飲むように。カップのハーブティーには毒物は検出されませんでしたし…」





別府「じゃあ私たちの中の誰かが怜奈が飲む直前にカップに毒を塗ったってわけ?!」

八方「そんなことしたら、誰だって気付くんじゃないかしら?」

高坂「いませんでしたよ?そんな方…」
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