第70章 ギスギスしたお茶会1
貴方side
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いつものように蘭達にスイーツを持ちながら探偵事務所を訪ねる。
その際に、蘭の母親の英理さんが倒れ病院に運ばれたと秘書の方から連絡が来て…心配な私は蘭とコナンとで病院に向かっていた
蘭「…もうっ、全然繋がらない!どこに居るのよっお父さんったら」
貴(まぁ、小五郎さんが行く所なんて)
コナン(100%、パチンコか麻雀だろうな…)
★★
杯戸中央病院
ガラッ
小五郎「英理!!」
英理「…何なの騒々しい」
小五郎「な、何って…お前、倒れたって…」
英理「ただの虫垂炎よ、今手術が無事に終わった所よ」
急いできた小五郎さん、蘭にどこ行ってたか聞かれると先に流石というか英理さんがパチンコや麻雀だろと言い当てる
☆☆
あの後、喉が乾いた為自動販売機で入院中の英理さん以外の分を買いに行っていた
小五郎「ったく。せっかく来てやったのにプリプリしやがって」
コナン(するだろ、そりゃ)呆
部屋の前には、小五郎さんとコナンが居た
貴「…どうしたんですか?」
小五郎「何でもねぇ!あんな奴ほっとけほっとけ!」
……何か、また怒らせたな…
すると…
安室「…あれ?毛利先生に怜花さんじゃないですか」
コナン「!?」
貴「安室さん!?」
後ろを振り向くと、零さん曰く安室さんが立っていた
小五郎「どうしてここに?」
安室「僕は知り合いが入院してるって聞いて見舞いに来たんですが、いつのまにかいなくなったみたいで…」
コナン(何で、何でここに…バーボンが…)
安室さんは、コナンに近付きながら訪ねる
安室「コナン君は前にもここに来たことあるって看護師たちが言ってたけど、知ってるかな?…楠田陸道って人」
コナン「だぁれ、それ。知らないよ?」
子供っぽく惚けて見せたコナンの表情は、硬くなってる
それを見た安室さんは困ったように笑う
安室「実はお金を貸していて返して欲しいんだけど、本当に知らないかい?」
コナン「うん」
安室「……すごいね、君は」ボソ
コナン「…え…」