第59章 腕前
松田side
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松田「……お前、本当に甘い物好きだよな」
貴「何言ってんですか、当たり前です」モグモグ…
あれから何店舗か周り、俺達の腕の中には甘い物ばかり。
嫌いではないが、口直しな為俺や萩原はたこ焼き等を食っている
萩原「でも。やっぱスイーツは怜花ちゃんが作ったのが一番美味しいかなー」
松田「確かにな」
貴「ふふ…2人はいつも来てくれるので、そう言ってくれるのは嬉しいですね」
まぁ、スイーツやコーヒーとか飲むってのもあるけど……俺らの場合、ただ単にお前に会いたいだけなんだけどな
貴「…あ」
松田「?どうした」
貴「射的、やりたいです」
怜花の視線の先には射的店が
萩原「やろ!おもちゃだけど、久々に腕がなるねー」
松田「まぁ、そうだな」
射的か、警察学校ではあんま得意分野じゃねーから出来るか不安だな…
萩原「何狙う?」
貴「……あ、あのぬいぐるみ…」
松田「取りづらい所だな…」
お金を渡し、3人で狙いを定める
パンッ パンッ パンッ
貴「!よし、命中ですね!」
松田「いや、ほとんどお前の弾が当たっただろ…」
萩原「上手いね!」
貴「まぁ。ハワイで、幼馴染の新一と新一の両親と拳銃練習しましたしね!」キラ
萩原「え!?本物を!?」驚
松田「なんつー危ねー事習ってんだよ!?」怒
貴「あ!?……ま、まぁ良いじゃないですか!」汗
よくねーわ、まだ高校生だろ……あの幼馴染、油断ならねーな
以前病院や遊園地で会った幼馴染の探偵高校生やその両親に、静かに怒りを抱いていた
★★
貴方side
一回り屋台を周り終わり、コナンとのメールにて集合場所に歩いていた
松田「……ここら辺で待ち合わせか?」
貴「はい、コナンとメールで………あ!コナン!」
コナン「!怜花お姉さん!」
哀「…ずいぶん買ったみたいね」
貴「哀にもあげよう。ほい、ベビーカステラ」
哀「…ありがとう、お腹空いていた所だったの」
手前に持ってたベビーカステラを、哀に渡す