第57章 ジョディの追憶とお花見の罠2
貴方side
ジョディ「でも、凶は滅多に出なくて逆に縁起がいいとも聞いたから…がっかりしないで、クールキッド!」
コナン「ジョディ先生?!」
貴「ジョディ先生…」
ジョディ「あら?怜花じゃない!今日は花見に?」
貴「はい、子供達が行きたいって」
松・萩(……FBI…か)
この女の人は、帝丹高校の英語教師のジョディ・スターリング先生。けど本職は、FBI
歩美「先生もお花見しに来たの?」
ジョディ「oh, yes!桜、大好きだからね!」
哀「なるほど。2人でこそこそ密談するために、先生をここに呼びつけたのね」
コナン・ジョディ「え…」
貴「そうか。スマホをチラチラ見てたのはそう言う事」
コナン「いや、それは…」
哀の推測に目が点になる2人。それでジョディ先生が居るんだなぁ
松田「…にしても、FBIは日本でこそこそ何をやってるんだよ?」
ジョディ「…特に何もしてないわよ、休暇で滞在してるのよ」
萩原「…ふーん、休暇で長期滞在ね」
ジョディ「ふん。貴方達日本の警察には関係ないでしょ」
ジョディ先生が不機嫌な表情で言うと、やっぱり怒りやすい陣平さんは引きつる表情。研二さんは笑顔、黒い笑みだが
コナンや哀も、居心地悪そうにしている
松田「…FBIのあんた等は、花見に来るほどお暇なんだな」ニヤ
ジョディ「なっ……貴方達こそ暇だから居るのでしょ、暇だから!!」怒
松田「何だと!?」怒
ガシッ
貴「はいはーい!!陣平さん、研二さん。屋台回りましょ屋台!!行きますよっ」
松田「!?ちょっ、おい怜花!」
貴「…何か?」ニコ…
松田「…」汗
萩原(陣平ちゃんを黙らせた、流石怜花ちゃん!)
貴「博士。私達、しばらく別行動で!」
博士「そ、そうじゃの!後で合流じゃぞ」
喧嘩即発寸前の陣平さんの前に入り腕を掴み、屋台に歩いていく。研二さんも苦笑しながら追いかけてくる
哀「…あの松田刑事を黙らせる事が出来るの、怜花さんくらいじゃない?」
コナン「確かに……てか、ジョディ先生もここで喧嘩は…」
ジョディ「…けど、いきなり喧嘩うってきたのはあっちよ!大人気ないと思わない?!」イライラ
コナン(……お互い様だよ…)苦笑