第55章 怪盗キッドと赤面の人魚11
貴方side
世良「てめぇ…よくも僕にスタンガンを…それに、怜花に触ってんじゃねぇ!!」怒
貴「ま、真純…苦しっ…」
キッド(…っそういえば、パンツがやけにローライズだったような…)
強く抱きしめられ、軽く窒素する
蘭「世良さん!下着下着!」
園子「丸見えよ?!」
後から駆けつけた蘭と園子が、タオルを持ってやってくる
ボンッ
その場には真純の服だけが残り、キッドは空を羽ばたいていく…
☆☆
オマケ
一悶着あった後、私達は博物館を出るが…
園子「……ええ?!女子トイレが混んでたから、男子トイレに入ってた?!」
世良「だって早く済ませたかったし、もともと僕女の子に見えないしな!」
貴(そりゃ、キッドも間違うわな…)苦笑
どうやら彼女は、かなりポジティブ思考みたい…
蘭「そういえば世良さん、その帽子のことなんか聞いてなかったっけ?」
世良「ああ…これを拾った時に、怪しい男を見たかって聞きたかったんだけど…」
蘭「ううん、見なかったよ。お気に入りの帽子なの?」
世良「ああ。死んだ兄が、よくこういうの被ってたから僕も真似して…」
真純は最後に言うこの帽子には、"カタが付いてる気がする"
と続ける彼女を、コナンはただジッと見つめていた
……なんか、真純って……赤井さんに、似てるな…