第50章 怪盗キッドと赤面の人魚6
貴方side
次郎吉「ま、今回はわしらの負け。撤収じゃ、撤収!どうせもう、彼奴はここから立ち去ってしまったん……いててっ」
世良「とか見せかけて、まだこの展示場内にいるんじゃないのか?」
次郎吉「なにぃ?!」
次郎吉さんの頬を問答無用で抓る真純
世良「だって、怪盗キッドっていつも暗闇にするか煙幕を貼って姿を消きてるんだろ?でも今回は明かりが点きっぱなしで姿さえ見せてないじゃないか。
となると、今僕がやったようにここにいる全員の顔を抓ってキッドが誰かに変装してないか確かめたいところだけど…女の子の顔抓るのは可哀想だから何人かの組みになってボディチェックしあうってのはどうだ?」
★★
その後、グループ分けがされることになったその場にきる全員の人間たち
蘭と園子と私は、自分たちの組に真純を誘う
世良「…え?いいのか?ボディチェック、僕も君たちの組みに入って」
貴「…?」
園子「ふふん、いいわよー。隅から隅まで調べてあげるから!」
蘭「じゃあ誰から始めよっか」
世良「じゃあ年の順に、僕から調べてくれ!」
蘭「え?年の順って…世良さん、何月生まれなの?」
園子「てゆーかどうして私たちの生まれ月知ってるわけ?」
蘭「まぁ世良さん、探偵だからね…」
ボディチェックが始まる、まずは真純から、園子がチェックを始める
園子(…にしても、マジで貧乳ね…どうしたらこんな…)
園子は、思ってる事がバレバレである…
蘭が終わり、私も調べてもらうが
園子(……何で、こんなにデカイのよ……何食ったら、こんなに…)
貴「…ちょっ、園子。くすぐったいんだけど…」
園子「何でこんなに、巨乳なのよ!羨ましい!」
蘭「園子…」苦笑
コナン(……//)
何故か逆ギレされる、知らないわ…
コナン(……ゴホンッ……とにかく…分からねぇ…。四方を硬質ガラスで囲み、天井と両サイドを特殊合金で覆ったあの鉄壁の水槽から、カーペットで目隠ししたあのわずかな時間でいったいどうやって取ったっていうんだ…)