第43章 甘く冷たい宅急便11
コナンside
すると…
ドサッ
コナン「!?」
哀「!怜花さん?…っ怜花さん!!」
端に居た怜花がその場に倒れる、顔色が悪く唇が紫色になり危険な状況だ
歩美「ど、どうしよう!」
コナン「大丈夫だ、今俺から警察に状況を伝え…」
ガチャ
?1「させるかよ」
全「?!」
?1「さっきと荷物の配置が違ってたから一応覗いてみたら、あの猫の他にこんな泥棒猫が6匹も潜り込んでいたとはな…」
倒れてる怜花を見ながら痩せた方は愉快そうに笑う
?1「ふん…大人の女は薄着でもうすぐ死にそうだな?にしても、バカな奴らだ。すぐに警察に電話すればいいものを」
?2「それで、どうするんだよ子供達…」
?1「決まってんだろ。携帯を取り上げた後このままここに閉じ込めて凍死させるんだよ!おっさんの遺体のそばにガキ連中を並べておけば、迷宮入りの難事件になるだろうよ」
どうする、ピンチに変わりがない状況…
プップー
しかしその時、宅配業者の後ろからに白のRX-7が止まり、プップーッとクラクションを鳴らす
そちらに向くと、エンジンが止まった車から安室さんが車から出てくる
安室「すみませーん。この路地狭いから譲ってもらえませんか?"傷つけたくない"ので…」
元太「探偵の兄ちゃーん!!」
安室「あれ?君たち何をして…………!!」
安室さんの視線の先は怜花、倒れてるのを見た瞬間驚愕に見開かれ怒りに満ちた鋭い目を男たちに向ける。殺気に気づいたのは俺と灰原くらいだ
?1「てめぇ!ガキと知り合いか?!」
安室「…ええ。そうですけど?」
?1「なら仕方ねぇ…殺されたくなかったら、あんたもコンテナの中に…」
安室「…フッ…」
ドガッ!
?1「ガハッ…」
痩せた男は、一瞬にて気絶する威力
?2「……っひいっ!!」
小太りな男は恐怖で、その場から逃げようとするが
ガッッ!
?2「ぐはっ…」
松田「なーに、逃げようとしてんだよ。殺人野郎」
萩原「陣平ちゃん、気失ってるって…手加減すれば良かったのに」
松田「手加減なんて無理」バッサリ
コナン「松田刑事、萩原刑事…」