第39章 甘く冷たい宅急便7
貴方side
そして最後に、下の番号を使って車の番号を作っていけば完成
準備万端になり、ちょうどトラックが止まる。コナンは大尉を抱き目を合わせる
コナン「いいか、大尉!俺たちの命運はお前にかかってんだ!任務をしっかりと遂行するんだぞ!」
大尉「に、にゃあ…」
貴(猫相手に念を押し過ぎ…)
そして扉の方へ向かい、宅配人たちを驚かせる
?2「ね、猫!?猫がコンテナの中に乗ってるぞ!」
?1「さては、お前が開けたまんまにしてたときに忍び込みやがったな?」
大尉「にゃあ〜」
小太りの男に抱えられた、それを嫌がり体をよじった大尉は首輪に挟まる紙に気づかれるが
?2「あ、レシートか…」
そして大尉が暴れ出し、小太りの男の方を飛び越えどこかへと走り去ってしまう
その後、猫かと思ったらしく引き続き荷物を届けに向かった。扉が閉まってから、私達はホッとひと息つく
光彦「後は大尉に託しましょう」
元太「そうだな」
歩美「うん」
哀「…あの子、ポアロに行くってことは…あの暗号、あの人も?」
コナン「ああ。松田刑事にもだけどあの人にも見せて分かるように暗号にしたんだよ。
きっと気付いてくれる…組織のメンバー…バーボンなんだから」
哀(……まぁ、あの人なら大丈夫そうね)
哀には、以前ヒロさんや零さんの本当の本職を伝えた為、警戒心はあまり無くなっていた
☆☆
安室side
客足がだいぶ落ち着いたこの時間、怜花が居る時間帯に非番だという松田と萩原が来る。だいぶここの常連みたいだ
松田「くそ……繋がんねぇ」
萩原「誰?怜花ちゃん?」
松田「そうだけど、何でか坊主からかかってきた」
萩原「え……坊主って、コナン君?…一緒に居るとか?」
松田「知らねーけど、何か切迫詰まった勢いで言ってきて…いきなり切れた」
安室「…」
梓「……怜花ちゃん、遅いね。遅刻する時は必ず電話してくるんだけど…」
松・萩「…」
梓さんの言葉に、若干の不安を抱く。今日だってポアロのシフトが入ってる彼女
梓さんの言う通り、どんな時でも連絡する性格だ
そんな怜花が連絡出来ない状態…充電が無くなったか、掛けれないか