第24章 漆黒の特急 発車1
貴方side
__
ベルツリー急行.出発日
東京駅には、私や蘭と園子と真純。コナンと哀や博士、歩美ちゃん達や小五郎さんが集まっていた
既にベルツリー急行が入線している
見かけはSLだが、中身は最新鋭のディーゼル機関車で意外と楽しみだ
私、蘭、園子、真純だけは別の機関車でその一等車には、怪盗キッド盗みに来ると予告した宝石が来月飾られるという
園子「私達は一足早く乗って、キッド様への愛の手紙を隠すのよ!」キラキラ
蘭「…愛って、京極さん怒るよ!」
園子「キッド様への愛は別腹なのよ!」
貴「ふーん…キッドね(…まだ会った事ないな)」
園子「怜花ったら興味なさそうに…まぁ、アンタには旦那が居るからそりゃないか!」ニヤ
貴「は!?だ、旦那って誰よ!?」
園子「え?新一君に決まってんじゃない!!」
貴「へ?!ち、違うし!//」
世良「照れなくても大丈夫。お似合いじゃないか?」
蘭「そうよ!」
貴「ち、ち、違う…//」
3人にニヤニヤ色々言われ、顔が真っ赤になる
コナン(…怜花の、旦那…//)
哀「何、照れてるのよ。変に思われるわよ、いつも変だけどね」←
コナン「一言余計なんだよ!」怒
★★
7号車 B棟
世良「僕達が共犯者役か」
園子「良いじゃない、せっかくだから楽しみましょ!」
私達は、ある小太りな男の人の頼みでベルツリー急行でのゲームに参加する
☆☆
ガチャ
しばらくして、入ってきたのはコナン達、どうやら探偵役みたい
貴「どうしたの、皆で」
園子「レディの部屋に入る時ぐらいノックしなさい!」
コナン「あ、いや…ここって7号車だよね?」
世良「ここは8号車だよ」
言葉をなくしたコナンが呆然と見ながら、別の場所へ走り去っていく
★★
貴「コナン達の表情、凄かったね…」
園子「傑作ね!」
世良「今頃混乱してるだろうね」
蘭「でも、なんだか心苦しい…コナン君達を騙しちゃって…」
貴「私も子供達相手にしたくはないけど、ゲームだから仕方ない!」
世良「…意外と怜花が一番楽しんでるね」