第23章 漆黒の特急 ミーティング
貴方side
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ミステリートレインに行く寸前、零さんとヒロさんに呼ばれる
何だろ……まさか、志保の事じゃないよね
あの後、子供達が言っていた
大きくなった志保にお礼を言いたくムービーを取っていて、それを小五郎さんに送ったって
もし、それを見たとしたら…
☆☆
零さん家
ガチャ
諸伏「ありがと、来てくれて」
貴「いえ」
中にはヒロさんが既に居た
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降谷「…悪いな、いきなり。ただ、聞いておきたい事があって」
2人は、いつになく真剣な表情で座っている
貴「…あの、話って」
降谷「単刀直入に言う。君は、"宮野志保"。コードネーム"シェリー"という女性を知らないか」
貴「……っ」
諸伏「…知ってるみたいだね」
聞かれたのは、やっぱり志保の事
降谷「組織からで、バーボンとして…シェリーを抹殺するよう命じられた」
貴「なっ…」
降谷「最後まで聞いてくれ。……俺は、彼女を殺す気はない。恩師の娘さんだからな」
貴「!?」
意味が分からず不思議そうにしてると、ヒロさんが教えてくれた
どうやら小さい頃に志保の母親に救われたらしい
降谷「…怜花が、何故知り合いかは聞かないけど…俺は何とか欺き生かすつもりだ。今度、君達はミステリートレイン急行に乗るんだろ?そこで、実行しようと思ってる」
貴「零さん…」
諸伏「ただ問題は、ベルモット。彼女、シェリーをどうしても殺したいみたいだし……彼女を欺くには、結構難儀」
貴「……あの、ミステリートレインでは別々に行動しませんか」
降・諸「!」
貴「私も、彼女を死なせるつもりも組織に渡すつもりはない。私達も、彼女を護る為に動くつもりです」
降谷(…達?なるほど…他に協力者が居るのか)
貴「ヒロさんはまだしも、零さんは別々の方が良い。NOCと、バレない為に」
降谷「……すまない」
貴「いえ!私にとっては、零さん達も大切な人達です」ニコ
降・諸「…//」
何故か無言になり、俯く2人に?を浮かべる
その後は、軽く当日のミーティングをしていた
ベルモットか……有希子さんなら、欺けるかもしれない…