• テキストサイズ

新一の幼馴染は最強美女2

第2章 探偵達の夜想曲2


貴方side

コナン「どうして一緒に?」



貴「え?…えっと、私がいつものように蘭達にスイーツ持ってくって言ったら安室さんも行くって」

安室「ええ。お世話になっている毛利先生にお昼のサンドイッチのサービスを。もちろん、お代は僕持ちで。蘭さん達や怜花さんもどうぞ」

蘭「わああ!ありがとうございます!」


サンドイッチを持ってきた安室さんは、ニコニコと笑いながらテーブルに置く







安室「それで、今日来られる依頼人はどんな事件を?」

小五郎「ぅえっ?なんで知ってんだ?そんなこと…」


安室「そりゃあ分かりますよ。休日といったら大概先生は競馬新聞を手にダラーッとしてらっしゃるのに、今日の先生は無精髭を剃り、ネクタイをきちんと締めて誰かが訪ねてくるのを待ち構えているご様子」

蘭「さすがですね、安室さん」


お茶を入れいた蘭が、人数分の湯のみを盆に載せて私と安室さんの分も運んでくれた


……これって、本当に弟子の意味なくない…?







蘭「これじゃあお父さんの弟子になる必要なんて…」

安室「いえいえ。これも毛利先生のご教授の賜物です」


小五郎「あ〜…よく頑張ってるぞ、安室くん」

安室「ありがとうございます!」


貴・コ(あはは…)苦笑


私とコナンは苦笑状態






安室「さらに付け加えると、この時間は沖野ヨーコのライブのオンエア中。それに目もくれず神経を研ぎ澄ましているということは、かなりの大事件なんじゃないですか?」

小五郎「あぁぁぁ!」



安室さんの推察の直後、突然、小五郎が大声で叫ぶ

小五郎さんはどこから取り出したのか、大急ぎでハッピを着て鉢巻をつけ、ライブのチャンネルをつけると「ゴーゴー、ヨーコ!!」とテレビに掛け声をあげ始める


ただ単に、ライブの事を忘れただけのようで…その光景に若干引いた様子の安室さん







安室「こ、これは…」

蘭「これを見るために、依頼人と会う時間をズラしたんです…」

貴「熱狂的なファンだからな…」





















★★





安室「えっと…これから依頼人と会うというのは合ってたんですよね?」

小五郎「ああ。でも、どんな奴が来るかは分からねぇよ」


安室「は?」

小五郎「何しろ、ネット経由で依頼してきた第1号のお客さんだからな!」
/ 98ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp