第18章 行方不明1
貴方side
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キャンプ場
博士「…?誰もおらんな…」
世良「焚き木でも拾いに行ってるんじゃないのか?」
哀達は、テント辺りに居なかった
コナン「(しゃーねーな、灰原に連絡して…って、電池切れ!?)……怜花お姉さん、灰原に連絡してくれない?僕の携帯、電池切れちゃって」
貴「うん」
哀の携帯にかけるが…全く繋がらない、電波悪い?
貴「繋がらないな……博士はどう?」
博士「こっちもじゃ。ここらへんは電波状況が悪いみたいじゃの…」
世良「とりあえず、探しに行ってみようぜ。焚き木を拾いに行った場所なら分かるだろ?」
コナン「う、うん…」
★★
山の中
博士「皆どこじゃ!おーい!」
コナン「おーい!居たら返事しろー!」
私達は焚き木を拾いそうな場所に来た
貴「……!これは」
コナン「どうした?……って、これはベルツリー急行のパスリング!」
貴「って事はやっぱり…」
世良「…なぁ。何かおかしくないか?こんな山奥に警官が居る」
真純の言う通り、近くで穴を見ながら座ってる警察が居た為近寄る
全「!」
穴の中には、女の人の遺体があった
世良「なぁ、ちょっと。一体何があったんだ?」
警察「少し前に通報があってね。来てみたら、ここに遺体が」
コナン「通報って?どんな!?」
警察1「…"ヘビ注意"の立て札の側で、女の人を埋めてた男の人に今追われてるって」
警察2「女の子の声で」
コ・世「!」
……それって、まさか…
☆☆
数時間後、山村警部が到着する
山村「なるほどなるほど、つまり。2時間前にこの"ヘビ注意"の立て札の前で女性を埋めてる男性に追われてると通報があり、駆けつけてみたらこの女性の遺体を発見。
そして、通報してきた女の子は恐らく…怜花君とコナン君の知り合いという訳だね?」
コナン「うん、さっきからかけても繋がらないし」
貴「焚き木も近くにあったし、哀達で間違えないと思います」
博士「じゃから早くこの辺の捜索を…」
山村「一応、捜索隊が探してますけど、このあたりはかなり入り組んでますから…すぐに見つかるか…」
博士「そ、そんな…」