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津軽高臣 【恋人は公安刑事】バレンタインの熱い夜 【裏】

第1章 君との熱いバレンタインデーの夜


「ウサちゃん、可愛いよ」

俺が、そう言うと、ウサの上気した頬がもっと紅く色づいた。

軽く自分の唇を押し当て、啄む様なキスを何回か繰り返した。

ゆっくりと角度を変えながら、の甘い唇を吸い上げた。
彼女の歯列を割って、舌を差し込んむと、
の柔らかに濡れた舌を絡め取り
口内を掻き回す様に、まさぐった。


「ふっ........はふ.........」


彼女にも、熱が灯った様で、ウサの息継ぎの間に零れる甘い吐息が熱を帯びてて、俺の唇に当たる度に、俺の身体の中の熱も高まる。
少し強引に、息継ぎの合間も与えないような激しいキスを
ウサにすると、お互いの熱がもっと濃くなった吐息が絡み合って、焼け付く様な熱に、自分を忘れそうになる。


(あぁ、君が欲しい。君が欲しいよ、堪らなく。俺の特別な女の子、)


「ウサちゃん、目を開けて、俺を見て」


俺は、目を瞑っているに言った。

そっと瞼を開けたの目を見つめながら、ベットに縫い付けていた瑠璃子の右手を自分の口元に持って来ると、彼女の右手の甲にキスを落とした。


が、はっとするように、彼女の身体がびくりとした。


もう一度、ウサの唇を塞ぎ、深くキスをすると、ウサが、俺の身体にしがみついて来た。
ウサと密着した部分が酷く熱くて、お互いの心臓の音が聞こえそうだ。

「んんっ.....は.......あっん...」


唇をウサの耳に当て、彼女の耳を食す様に、耳の輪郭を舐め上げると、ウサの八の字に垂れた眉がもっと下がって、耳さえも容易に紅く色付いて、仰け反る姿は、女の色気が溢れて花が開いたようだ。
俺の背中を突き上げてくる劣情に逆らえない。

思いのままに、ウサの首筋を鎖骨まで、吸い上げ、俺の女の子だという紅い印をウサの首筋に付けた。

右手で、ウサのパジャマのボタンをひとつづつ外して、初めて見るウサの素肌に、息を飲む。
きめ細かやな肌がしっとりと汗ばみ、ほんのりと紅く色付いて、ふたつの乳房の先の膨らみは、ピンク色だった。

恥ずかしがって、シーツを掴もうとするウサの腕を押さえつけ、


「綺麗だよ。ウサちゃん」


と、ウサの耳元で囁く。


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