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<<呪術廻戦>>廻る運命

第1章 素直な気持ち(五条悟)※




恵「いいですよね、五条先生。」
悟「…いーよ、別に。」
恵「行くぞ、虎杖、釘崎。」
悠「あ、おい、待てよ伏黒!!」
野「私に命令するなーっ!!」
恵は一度立ち止まり悟に話しかける。

恵「五条先生と倉本に何があったかは知りませんし干渉もしません。
  でももし悲しませてるのなら俺はアンタを許しません。」
恵のその言葉で野薔薇はすぐにどういうことか理解したようだ。
野「…大切な夢実を傷つけたら一生許さねぇからな。」
悠「なぁ、どういうこと?
  倉本と先生、喧嘩でもしてんの?」
恵・野「…鈍感男。」
悠「はああ?教えてくれよー!」
悟「こっわー。
  ま、とりあえず三人とも気をつけていってらっしゃい〜」
手をヒラヒラさせて三人を見送る悟。

悟「さーてと…
  やっと二人で話せる…って、あれ?」
悟が振り返ったときにはそこに夢実の姿はなかった。
悟「…はは、やられたか…
  ま、逃げても無駄なんだけどね…
  今日こそ、キチンと話しをさせてもらうよ、夢実…」

『っはぁはぁはぁ…!』
夢実は悟が彼らと話しをしているときに逃げたのだ。
(なんなの、恵も野薔薇も…!!
こっちの話しも聞かずに勝手に話し進めて…
恵は私と先生のこと知ってたの?いつから?
多分野薔薇にもバレたし…
ただですら気まずいのに、もっと気まずくなるじゃん…)
「相変わらず足速いね〜
 追いかけるのに時間かかったよ〜」
『ひゃあ!!!!!』
夢実の前に悟の姿が。
『な、なんで…』
「そりゃ夢実は足が速いけどさ〜
 僕を誰だと思ってるのさ?」
どんどん近づいてくる悟。
笑ってはいるものの、声色や表情はいつもとは全く違い怖い雰囲気が。
夢実はどんどん後退り…

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