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君に出逢えて、恋をして 【鬼滅の刃 冨岡義勇】

第7章 新しい友達







9月1日、編入初日。
今日から私はキメツ学園生になった。
すごく大きな担任の先生に教室に案内されて、皆の前で自己紹介をする。
注目されてちょっと声震えちゃったけど、多分上手く言えたと思う。
それから私の席を教えてもらい、窓際の一番後ろの席へ着席した。

そこから授業が終わると、誰かが代わる代わる話しかけに来てくれた。
皆私の事を聞いてくれるけれど、上手く返事が出来なくて、軽く返すだけにしていたら、あまり話すのが好きじゃないと思われたのか、暫くすると皆すぐに離れていってしまった。

…失敗したかな。
やっぱり直ぐに馴染むのはむずかしいよねぇ。

只今3時間目の授業中。
科目は国語。
これが終わったら昼休みだ。

好奇の目に晒されるのも少し疲れた。
息抜きに屋上にでも行こうかな。
外の空気を身体に入れたい。

先生には申し訳ないけれど、授業と全く関係ない事を考えながら、この時間が終わるのを待った。












授業終了のチャイムが鳴った。
いよいよ昼休みだ。
私の所へ来る人は、流石にもういなかった。
…ちょっとへこむかも。

しょうがないよねぇ。
鞄に手を掛けると、一緒に連れて来たイルカのストラップが目に入った。
へへ、これ義勇さんとお揃いなんだ。
誰かに自慢したいな。
なんて思いながら鞄からお弁当を取り出した。

ふと、何やら視線を感じる…

顔を上げると、目が大きくてくりくりの、赤毛でピアスの男の子がこっちを見ていた。

なんだろう?

目があったけど、恥ずかしくなって思いっきり逸らしてしまった。

やっちゃった…
今更元に戻す勇気はない。

どうする?



ごめんなさい!

もう遅いけど、気付かなかった事にして、私はそのまま逃げるように教室を出てしまった。






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