• テキストサイズ

らぶみーてんだー【鬼滅の刃/短編/R18】

第1章 チョコと煙草 *宇髄天元*





俺が近くで覗いてたのが悪いし、言えねぇけどパンツも見ちゃったし。


「でも、平手食らわせちゃったし…ごめんなさい」

「もう気にすんな!ところでお前は…」


何度も同じことを繰り返していても話が進まないから、俺から切り出すと少し嬉しそうに微笑みながら応えてくれた。


「はい、1年のです!宇髄先生、よろしくお願いします」


ペコリとお辞儀をする。
俺のことは知ってて当然だ。職員紹介があった時に全校生徒の前で挨拶をしたから。


「おー、お前1年だったんだな。こんな穴場みたいなところで昼寝してたから、てっきり2年か3年かと思った」

「入学したてだったから、教室とか場所わかんなくて…それで校舎回ってたら、偶然ここ見つけたんです。多分、誰も来ないからお昼寝にいいなって思ってたんですけど…」


寝顔を見られた恥ずかしさなのか、少し俯いて頬を染めながら話すに、胸がドクンと高鳴るのを感じた。


は…?なんだこれ…


思いもよらない突然沸き上がる感情に自分でも驚く。
その感情がなんなのか、冷静に考える。


やべー、柄にもなくこいつに惚れちまった…



一目惚れをした、そう確信してしまった。



/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp