第4章 出来心 *宇髄天元/R18*
水を飲ませようとコップを探す。
何度も宇髄の家には来ているが、やはり余所様のキッチンは使い勝手がわからない。
「え~と…ここだったっけ……ん?」
小さめな棚に綺麗に並べられた食器達を漁っていると、明らかに不自然な所を見つける。なぜか大きめの皿が裏返して立て掛けてある。その皿に手を掛けて退かすと、掌より少し大きめの箱と透明の液体のような物が入った容器。
「なんだろ…?それにこれは……えっ、これってローション!?」
手に持って液体を揺らせばとろりとゆっくり液体が揺れてそれが何なのか理解する。
「と、言うことは…この中身って!!……あぁ…やっぱり…」
箱を開ければ、男性が自慰行為で使う玩具が入っていた。オナホである。
「でもなんでこんなところに…?普通は隠すならクローゼットなんじゃ……天元、これ使ってたのか……ちょ、ちょっとだけなら…いいよ、ね?いつもやられっぱなしだし!」
本来の目的を忘れ、それを使ってみたいと変な興味が湧いたしまう。たまにはやり返そうと思ったはそのローションとオナホを持って寝室へ戻った。
そっとベッドを覗き込むと、再び深い寝息を立てる宇髄。よく眠っていることを確認してから跨がってズボン越しに股間に触れる。宇髄の顔を伺いながら擦れば眉がぴくっと反応する。それでも止めずに、起こさないようにと優しくスリスリと手を動かした。
「(わ…もうおっきくなっちゃった。早いな…もう、いいのかな?)」
ズボンにテントを張るように主張し始めたので、開放するようにズボンのベルトへ手を掛ける。
カチャカチャ
ベルトを緩めて、ズボンとパンツを降ろす。
そうすればギチギチに反り立つ"雄"がぶるんっと勢いよく顔を出した。