第3章 彼女の秘密 *煉獄杏寿郎/R18*
俺も男だからそれが何なのかは理解していた。
だが、今まで使ったことがなかったから、ものすごく興味がある。
その前に、なぜがこれを持っているか…
そこが気になるところだ。
「…聞いてもいいだろうか?」
「…ち、違うのっ!!えっと……その…杏寿郎とのエッチに不満がある訳じゃないのっ」
こういう時のは察しがいい。
俺が「なぜこれを持っているのか」と聞く前に説明し出した。
「そのっ……杏寿郎と会えない時に…し、したくなった…時……それ…使ってる、の……恥ずかしくて、ずっと…秘密にしてたんだけど…」
「よもや…!!」
その言葉に身体中がカッと熱くなるのを感じた。
気付けばの唇に夢中でキスをしていた。
の唇を舌で割ってねじ込めば、おずおずと逃げ惑う彼女の舌に自身を絡ませてくちゅくちゅと口内を犯す。
「はぁっ…ぁ、んぅっ…」
「ん、…はっ…」
気付けばもキスに夢中になっていた。
そのまま半ば強引に衣服を剥ぎ取っていくと、綺麗な曲線を描いた身体が露になる。
その姿に、ごくりと喉が鳴るのがわかった。
「ん…私ばっかり…恥ずかしいから、杏寿郎も…」
そう言って俺の服に手を掛け、脱がし始めた。
全て取り払われると、既に俺の"雄"は反り立ち、主張していた。
床に落ちたローターを拾いあげ、のひざ裏に腕を添えて横抱きにする。
そのまま浴室へと足を進め、そっとを降ろした。
「杏寿郎…な、んでそれ持ってきたの…?」
恐る恐る聞いてくるに満面の笑みで答えてやる。
「もちろん、使うために決まっている!さぁ、まずは身体を洗ってあげよう!」
「ですよね……」
諦めがついたかのように、ため息をつくをイスに座らせてから、ボディソープを手に取り泡立てる。