第2章 余裕 *冨岡義勇/R18*
の腕を縛っていたネクタイを外すと、今度はそれで視界を覆う。
「えっ?義勇さ、んっ?これじゃ見えな」
「見るなっ。今の顔を、見られたくないっ」
視界を奪われたことで聴覚が敏感になる。
そのせいなのか、冨岡の声にいつもの余裕そうな感じはない気がした。
の両膝裏に手を入れ足を持ち上げると、そのまま股を開かせる。
愛液が溢れて止まらない"密口"がひくひくと誘っているようだった。
ぐちゅんっ
再び"雄"で一気に貫けば、は一層高い嬌声を上げ乱れる。
「ああぁあっ!…んあっ、ぎ、ゆさんっ、んはぁっ…」
視界を遮られている為、手探りで冨岡の首に恐る恐る腕を回す。ぎゅっと力を込めると、それに答えるかのように冨岡の律動が更に激しくなる。
ぱちゅんっ、ぱんっ、ぱちゅ
ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゅっ
「…はっ、…くっ、あっ…」
激しく動いたことにより、縛っていたはずのネクタイが緩み視界が開く。の視界がぼんやりと戻ると、目の前には見たことのないほどに余裕を失った冨岡の顔が目に入った。
「くぅっ……っ…!!」
「あんっ、ぎゆっ、うさぁあんっ!!!」
その表情に、腰からゾクゾクと沸き上がる感覚がを襲う。それと同時に"なか"きゅうぅっと締まる。
「ぅあっ!!そ、んなにっ…締めるなっ…」
「む、りですぅっ!!あ、あぁんっ、ぎゆさっ!も、もうイッちゃうっ!!」
それを聞くと冨岡はの尻を鷲掴み、奥を一気に突きながら腰の動きを早めた。もう自身も絶頂が近いのだ。
ぱんぱんぱんっ
ぐちゅぐちゅ、ぐちゅんっ
「ああぁあんっ!!!イッちゃっ、はああんっ!!」
「…うっ、もうっ…出る…っ!!ぅくっ…」
ドクン、どびゅっ
ギリギリで引き抜いて、冨岡はの腹に白濁液を吐いた。