第2章 香水のせいだよ→私の部屋(クラヴィスルート)
私はなんとか私の部屋へとたどり着くと部屋の鍵を閉めてへたり込んだ。
久しぶりにこんな全速力で走った。。
でもここなら城の中で一番安全なはず。だって鍵もついてるし。
と、ガチャリ、と先ほど鍵をかけたはずのドアが開いた。
「えっ??」
「はい、俺の勝ちだな」
そこには、勝利の笑みを浮かべたクラヴィスさんが立っていた。
「私、鍵をかけたのに。。なんで??」
「残念、俺の前では城中の鍵など無意味なのだ」
「そんなの聞いてないですよ!?」
「言ってないからな、まぁ、自室に逃げ込んで俺から逃げられると思うとは浅はかすぎるな。」
クラヴィスさんは後ろ手にドアを閉め、鍵をかけるとこちらににじり寄ってきた。
「負けた者は食べられる、ルールだったな」
今度こそ獲物を捕らえた目が私を見つめていた。
動けない私をクラヴィスさんが抱き上げ、ベッドに放り投げる
「きゃあ!?」
起きあがろうとするも、すぐに長身のクラヴィスさんが覆い被さってきてベッドの上ではがいじめになってしまった。
クラヴィスさんの端正な顔が私の首筋に近づいて、またかぷりと噛まれる。
さっきよりも強く、歯を立てられている。
「クラヴィスさん!痛いですっぅ」
逃れようにもがっちりとした身体に抱きしめられて動けない。
「あぁ、きっちりルールを守って我慢したからな。これはもう十分賞賛に値する。。。」
「何を言って。。。」
「これからは捕食タイムということだ」
クラヴィスさんは私の首筋を噛みながら、肩、胸、と服を器用にはだけさせ、新しい肌が出るたびにその肌に噛み跡を刻みつけてくる。
「やっ、、クラヴィスさん、やめっ」
クラヴィスさんが私の身体に赤い痕を散らしていく。
長い指が胸の突起をコロコロと転がし、片方の手が股に沿って降りてきて私の大事な場所を撫であげる。
「ひゃあっ!?」
と、長い指が蜜壺の中にするりと入り込んで蜜をかき出してきた。
「あっやめっっ」
「大して愛撫してないのにこの濡れようとは恐れ入るな。こういうのが好みなのか?」
「ちがっ」
恥ずかしさで顔が熱くなる。
「こちらももうお前の匂いのせいで我慢ができそうにない。入れるぞ」
「クラヴィスさんっだめっ」
クラヴィスさんの身体を押し返そうにもビクともしない。