第2章 入団
コムイ「さて、一応検査はこれで終わりだよ!自分の部屋に戻ってゆっくりしてきても良いよ!
と、言いたいところなんだけど……一つだけ聞いてもいいかい?」
『なんですか?』
コムイ「キミは門番のレントゲン検査に映らなかったし、普通の人に比べてシンクロ率も高い。一体キミは何者なんだ…?」
『何者、って言われましても……私は普通の人間ですよ?それ以上でもそれ以下でもないと思います』
コムイ「そうか……ゴメンね、変な話しちゃって!じゃあ部屋に戻ってもいいよ〜。ただし!食堂には近づかないようにね!」
『(食堂に?)…分かりました。それでは』
そう言って私は自分の部屋に戻った。しばらくボーっとしていると、無意識のうちにある曲を口ずさんでいた。
『そして坊やは眠りについた
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つないだ手にキスを♪』