第2章 入団
一番を全て歌ってふと不思議なことに気づく。
(あれ?この曲って子守唄だよね?私、いつこの曲を聴いたの?)
考え込んでいると、部屋のドアがノックされた。きっと小さい頃誰かに歌ってもらったのだろう。そう結論付けて訪問者を確かめに行った。
『ガチャ)はーい!』
?「新しく入ったスイレンさん、だよね?」
『そうですけど、貴方は?』
ジョニー「良かった〜間違ってたらどうしようかと思った……あっ、僕は科学班所属のジョニーだよ!スイレンさんの団服を作るために採寸しに来たんだ!」
『そうですか。ではジョニーさん、よろしくお願いします』
ジョニー「うん、任せて!あと、僕のことは呼び捨てでいいよー。敬語もなしで!」
『そう?わかったよ、ジョニー。なら私のことも呼び捨てでいいからね!』
ジョニー「そう?じゃあスイレン、今から測るn(バタッ」
『きゃあ!?ちょっと、ジョニー?大丈夫!?誰か!誰か来てください!』
部屋の前でいきなり倒れたジョニーに驚いて助けを求めると、数人走って此方へ来た。
?「どうしたんだ!?ってジョニー!大丈夫か!?またお前倒れたのか!おい、タップ!コイツを医務室まで運んでくれ!」
タップ「分かりました!おい、ジョニー!医務室行くぞ!」
そう言ってタップと呼ばれた人がジョニーを担いで医務室へと連れて行った。