第2章 入団
リナリー「さぁ、難しい話はこれくらいにしてスイレンのイノセンスを詳しく調べに行きましょ!私はちょっと用事があるから、兄さんよろしくね!」
そういうとリナリーはすごい速さで室長室を出ていった。
コムイ「さあ、ボク達もヘブ君の所へ行こうか」
『(ヘブ君……?)あの、ヘブ君って………?』
コムイ「ふふ、着いてからのお楽しみだよー」
そう言うとコムイさんは私と三角の謎の乗り物に乗り、下へと降りていった。一番下と思われる所に着くと、少し上の方がパッとライトアップされ人影が見えた。
?「それは神のイノセンス。全知全能の力なり。また一つ…我らは神を手に入れた……」
『あの人たちは?』
コムイ「ボクらのボス、大元帥の方々だよ。さあ、君の価値をあの方々にお見せするんだ」
そうコムイさんが言った途端、私は杖と共に触手のようなものに捕らえられた。
『な、何ですか!?これは!』
?「イ…イ…イノ…イノセンス…」
コムイ「どうだい、ヘブラスカ?この神の使徒はキミのお気に召すかな?」
『くっ…イノ、センス!』
身体の中を弄られているような気持ち悪さに、イノセンスを発動しようとしてしまう。
ヘブラスカ「落ち着いて…私は敵じゃ…ない」