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理想のペアと藍羽ルイと眞宮孝明

第1章 理想のペアと藍羽ルイと眞宮孝明



 「わかりました。ではよろしくお願い致します」
 君島は笑顔でお辞儀をし、行くとき、理想のペアに手を振ります。丸井は感激した表情で手を振り返しましたが、木手は両腕を組んで丸井と君島を見送っていました。



 彼が行ったあと、眞宮が両手で丸井と木手の肩に手を置き、

 「丸井くん、木手くん、番組の準備をちょっとだけ手伝ってくれ」
 理想のペアに頼みごとをします。



 少年たちが眞宮とルイの手伝いをしながら、打ち合わせをしてわかったことが、番組の収録内容が楽しい料理対決ということです。



 眞宮が早技でどんどん倉庫にある冷蔵庫から料理対決に使う材料を丈夫な袋に詰め、理想のペアに渡します。少年たちは10往復近く倉庫から番組の収録場所へ運んで行きました。



 力仕事が苦手な丸井にとってはハードであり、5往復目になると、材料を持った袋を廊下の脇にあったベンチの上に一旦置いて休憩の回数が増えます。



 6往復目から木手が丸井を助け、袋を一緒に持ってくれました。丸井は動揺した表情しますが、にっと笑い、



 「わりぃ、キテレツ」
 と、言いました。



 料理対決の材料運びを終えたあと、今回のマジヴァジーの楽しい料理対決についての説明がルイからあります。あとから眞宮も説明に加わります。
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