第1章 理想のペアと藍羽ルイと眞宮孝明
料理対決後、4人一緒に歌を歌い、マジヴァジーの収録が無事に終わります。ちなみに、視聴者の投票数の集計は、料理対決の結果は眞宮の作ったデコレーションケーキが優勝しました。その結果はマジヴァジーのリアルタイム放送後、わかることになります。
「あ、もしもし、お世話になっております。君島さん、今、マジヴァジーの収録が終わりましたので迎え、お願いします。はい、ありがとうございます。失礼します」
ルイが君島に連絡し、迎えのバスの来るまでの間、丸井と木手は携帯で家族と仲間とメッセージのやりとりを黙々としていました。
ルイと眞宮はそれぞれのマネージャーと会話をし、丸井と木手とマジヴァジーの収録のこと、理想のペアのテニスプレーの話のことで盛り上がっていました。そして、お礼を言います。
「今日はありがとう。今度は本当の本当に君たちのわがままを聞かないとな」
「今日はありがとうございました。何なりとおっしゃって下さい」
バスの迎えが来るまで、時間がまだあったため、丸井と木手はテニスがしたいと、ルイと眞宮を誘い、外の広い場所で楽しくテニスをしたのでした。
「強いですね。さすが理想のペア」
「ふっ、打ち返せないぜ」
「妙技綱渡り!」
「縮地法!」
終わり