• テキストサイズ

理想のペアと藍羽ルイと眞宮孝明

第1章 理想のペアと藍羽ルイと眞宮孝明



 いただきますと4人は声を出し、豆乳鍋の具を食べました。すると、よくあく抜きをしてあったゴーヤーとお肉といろいろな野菜が口に合い、全員かおいしいと言っていたのでした。



 「ゴーヤーがそんなに苦くありません」



 「木手くん、一体、どんな魔法を?」



 「だから、あく抜きです」



 「ふっ」
 ルイと眞宮と木手の3人のやりとりがおもしろかったか、丸井は笑っていました。



 豆乳鍋を完食後、すぐに眞宮の作ったデコレーションケーキが出てきます。4人が豆乳鍋を食べている間、スタッフたちがデコレーションケーキをカットしてくれたようです。



 いただきますと4人は言ったところで眞宮がここで一旦ストップをかけます。



 「だめだめ、このまま普通に食べちゃ」



 「えー、ここまできて、眞宮さんのわがままですか」



 「藍羽くん、君だってこのまま普通に終わらせたくないだろう」



 「それはそうですけど、ケーキ食べるくらいは普通でいいのでは」



 「いいや、それにこれは俺のわがままだけじゃない。視聴者のみなさんが密かに抱えるわがままだってお応えしなくちゃ」



 「まさか、眞宮さん、アレをやらせるつもりでは……」
 
/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp